フォトセッション・インタビュー/鈴木美奈さん (2)

前回に続き、エネルギーワーカーの鈴木美奈さんに伺ったお話の後編。

美奈さんのウェブサイトはこちら。。。

FLAMINGO SPECIAL

 

 

前編はこちらからどうぞ。

これまでおふたりの方を掲載をしてきた、このフォトセッション・インタビュー。ボディーワーカーの小笠原和葉さん→こちら星読み師の北條毅さん→こちら久々の掲載、3人目はエネルギーワーカーの鈴木美奈さんに、フォトセッションについてお伺いしました。繊細で気遣...

 

 

後編では。。。

裸の撮影、素であること、本気のエネルギーワークの裏側、

笑美が求めるもの、撮影された写真について話しています。

 

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(笑美)

ウェブサイトには使われないけれども、今回撮った中で、裸になった写真があるじゃないですか。

あれは物理的に裸になった訳だけど、美奈さんの中ではあれと同じことが、海のロケで起こったんだと思うんですよね。

わたし見ていて、美奈さんがすごく「入っていく」のが分かったんですよ。

撮影という形でも、ここまで入っていく人なんだというのが、

わたしからの美奈さんへの信頼になっていったんですよね。

適当に「こんなもんですか?」っていう風に撮った写真って、「こんなもんですか?」って思ってやったよね、というのが伝わるんですよ。

だから写真って形ではなく、そこに向かい合ったエネルギーだと思っているんですよね。

 

 

(美奈)

嬉しいですし、同じ気持ちだったですね。

あそこで素を出さないとかないでしょ、失礼でしょ(笑)

「みんな裸になろうぜ!」って言ってなったのに、自分だけは葉っぱ一枚とか(笑)

それはちょっとずるいでしょみたいな。

みんなでやろうって決めたんだから、やろうっていう感じはすごくありました。

「素」を撮るって決めているから、逃げられない。

随所随所に、覚悟を決めていったポイントが、写真の中に見えてきますよね。

ここでまた、決めたんだな。

ここでまた一枚脱いだんだな。。。って。

すごくいい撮影でしたね。

 

 

(宏)

時間もちゃんとかけたし、光のことも妥協するのをやめようってね。

それも結局、美奈さんの姿勢に、いい意味で引っ張られたというところがあって。

 

 

(笑美)

被写体である美奈さんが、妥協しないという姿勢の時に、うちらが妥協して撮っちゃいかんだろって。

 

 

(宏)

撮影においては、もう少し簡単に、昼にスタジオで撮ってから、近場の海に移動して夕日を撮れば、

一日で撮影が終わるんじゃないか、という考えもあったんです。

。。実際の撮影は、スタジオと、日の出頃の冬の海と、二日間行われました)

 

けれど東京近郊の場合、方角的に海で夕日を撮ると、どうしても背景に建物が入ってしまう。

あとからフォトショップで消すこともできるのだけれど、それをしたら「本物じゃなくなる」と思ったんですよ、ロケハンしながら。

それは本物じゃない。

美奈さんのやっていることが本物だからこそ、それを表現するのに嘘をついちゃいけないなって。

 

 

(美奈)

嬉しいですね。

なんて言っていいかわからない、ありがたくて。

あの撮影が、凄く転機になったことがあって。

 

わたしのセッションを受けてくださった方は、そこまでに真剣にやる気がないかもしれないし、だったらここまでやったら重くない?。。。みたいな、

以前はそうしたことを、無意識に考えることがあったんです。

けれど、あの撮影の後からは、フルスロットルでやりたい!って。

そもそも「フルスロットルの人だけに来てください。そうじゃない人は来ないでください」って言ってはいたんですけど、どこかで手加減している自分もいて。

 

今は、わたしができる精一杯をして、わたしが満足すればいい。

相手の満足を引き出すために、自分が妥協するのは二度とやめようと思って。

そうじゃないと、本気ではないなって。

 

 

(宏)

自分が満足するというのは、100%出し切った、やりきったということですよね。

 

 

(美奈)

そうそう。

結果はどうであれ、受け止めてもらえるかわからないけど、「この人はこのくらいだな」って勝手に決めつけて、相手の出方を見るのはもうやめようって。

撮影では「やっぱり、2日間の撮影は大変だよねー」とか、相手を思いやるふりをして、自分の全力を出さない、みたいなことがなかった。

朝撮影して、その後スタジオ撮影は、身体のコンディションの上で難しい。

じゃあ、二日間で撮りましょうって、ないでしょ普通。

そんなことをしてくださるってことが。

わたしも、そういう風にこれからは仕事をしていこうと思った。

 

 

 

 

(笑美)

いやー。海のロケは、大きかったですね。

ロケを組んだ経緯、ロケまでの道のり、ひとつひとつね。

 

 

(美奈)

そうですね、準備中も、だんだん大きくなっていくんですよ。

信頼度と、ガチでやらなきゃ感。

 

 

まずヒアリング時に「ああ、やっぱりそうじゃん、よし全力で行こう」って思ったし。

日にちを決めている段階だったりとか。

衣装の打ち合わせを始めた段階だったりとか。

 

わたしが「これでいきます」といったら「いいねいいね」で終わりでいいのに。

ちゃんとみなさんが意見を言ってくださって。

「美奈さんにはこっちの方がいい」とか。

笑美子さんは妥協できない(笑)

納得いっていないのに、納得したと嘘つけない性格なんですとおしゃって(笑)

井川遥がわからないという、あれ(笑)

。。打ち合わせ時に、井川遥さんのイメージという案が出て、美奈さんの何が井川さんなのか、笑美には分からなかった)

 

 

(笑美)

あああ、すみません。

わからないことを、分かったと言えないといういうところですよね(笑)

 

 

(美奈)

えみこさんも、ただ「いいですね」と言っていたら、ラクだったと思うんですね。

「いいですね、井川遥でいきましょう」って。

えみこさんという人を、子供のような人だと思って。

純粋で、嘘がなくて。

。。。なんか泣けてきた。 

すごい感動したんですよ、あの時に。

笑美子さんは、本当にわからなくて、本当に理解したくて、理解しないと撮影に臨んじゃいけない、と思ってる。

 

だって、言っちゃえば、シャッター切るのは宏さんであって(笑)

笑美子さんは、横から「わー」ってやってれば、ラクじゃないですか。

 

 

 

(宏)

林家パー子みたいな感じでね(笑)

「わー、ステキ、ステキ」って。 

 

 

(笑美)

いつもそうなんですけど、フォトセッションを組んでいる間、うちの家の会話は、その人の話でいっぱいなんだよね。

あの当時は、ほんと、「美奈さんって井川遥だと思う?」って話ばっかり(笑)

宏さんがシャッターを押すので、最終的に彼が決定権を持っているし、責任を取るということはよく知ってはいるんだけど、夫婦だと言うのも在るけれど「わたしそう思わないんだけど、ねえ思わないんだけど!」って。

「ちょっと、ちょっと!」って。

わたしにそう見えるんだったら、そうかもしれない、という視点から見てみたら、

わたしは絶対に手を抜けない。

だってわたしがもし言わなかったら、見えないことがあったというのは、あとで後悔するからさ。

「みんなはこれって言っているけど、わたしは違うと思うんだけど、と言ってもいいですか?」というのを、2人の間ではずっと話していた。

 

 

 

(宏)

めんどくさいって言っちゃ、めんどくさいよね(笑)

 

 

(美奈)

そうそう、それあると思うんですよ(笑)

めんどくさいって思われちゃうから、やめようとか。 

「これで、撮影、中断しちゃってるなー」とか、「やめよー、わたし引こうー」とか。

今回みんな、それがなかったなって。

 

 

 

(宏)

そう、めんどくさいと言うのは、よせばいいのにみたいなことでも、言わざるを得ないというか。

でもそこをあえて言うからこそ、美奈さんが持っている、何か本質的なところを、探ることができるんですよね。

あえて穴を掘って「本当にそれはあるんだろうか?」ということを探していくことが、フォトセッションにはあるんだなと思う。

だから、めんどくさい(笑)

ほんと、美奈さんの話ばかりになるし、ご飯食べていても、何をしていても、美奈さんの話ばかりになるし(笑)

だけどそうして時間をかけて、色んなことを、色んな面から見て、色んなことにトライして、その人を撮っていくということをしているのです。

 

 

(美奈)

わたしも本当に、クライアントさんのことばっかり考えるんですよ。

寝ても覚めてもクライアントさんみたいな。

だから「なんか似てるなー」と思って。

セッションという名前を使っていることも、自分が提供する側という話ではなくて、

「ここじゃないとできないものを、一緒に産みましょう」という気持ちがあるから、そういう名前を使っているのかなと。

これはセッションだから、お互い本気で行きましょうみたいな。

 

 

 

(笑美)

出来上がった写真を見て、どう感じましたか?

 

 

(美奈)

「はははーーすっげー!」みたいな。

笑いが出ちゃう。

「おっほほー」ですよ、なんだこれ!って。

出会えたことから、その日に至るやり取りから、スタジオでの撮影から、海での撮影、天気が最終的に味方をしてくれたことから。

なんですかね、すべて、用意されていたし。

その用意されているものに対して、全力でやったなー。

やったらこれかーーー!っていう。

感動。。。っていうんじゃないな、興奮?

興奮の方が近い、高揚感みたいなものが思った以上だったんです

 

 

(宏)

エネルギーがぶつかっているからなんだよね。

美奈さんのエネルギーがあって、智恵さん(今回のウェブデザインをした世界観プロデューサーの織田智恵さん)があって、ウチらふたりのもあって。

それが完全に、ボーンって当たって、上にあがって行ったみたいな。

 

 

 

(笑美)

一般的にね、写真を見る側の人が、色々いうことはあるんですけど。

アイラインがどうのとか、チークの色が違ったんじゃないのとか、髪型もっとこうだったらよかったんじゃないのとか。

 

 

(美奈)

あ、髪の毛ボサボサだなと思いましたけど(笑)

それも含めて、リアルだったなと。

でも、それは些細すぎて。

なんですかね、そんな次元じゃないでしょ、この作品はっていう。

 

 

(宏)

ほんとうにエネルギーを注いで、集中しているいる時に、自分の前髪がどうなっているかって、気にならないよね。

もしもヘアメイクがいて、綺麗に整えていたら。

なんか全部が小綺麗になって、冬の冷たい海の中で、1時間以上撮っていた「その感じ」というのは、出てこなかったと思うんですよね。

 

 

(美奈)

鬼気迫るものが、ちょっとあったじゃないですか。

緊張感みたいなものが、作品から感じられるというか。

 

 

 

宏さんが、最初のヒアリングの時に、

「海でのロケって当然天気のリスクがある。でも例えば雨が降ってきたとしても、寒かったとしても、海が荒れていたとしても、それはそれとして、美奈さんは受け止めて、カメラの前に立てる人だと思う」

と言ってくださった時に、わたしも宏さんはそういう方だと思えたし「荒れたら荒れたで面白くない?」じゃないけれど、綺麗に整えて撮る必要なんて、まったく無いんだなっていうのは、あの時、感じましたね。 

逆にスタジオ撮影では、綺麗に整えればいいし。

外は外なので、何が起きるかはわからない。

コントロール出来ないのならば、身を委ねるというかね、そこの中に入っていかないと。

抵抗するって無駄ですよね。

「人事を尽くして天命を待つ」じゃないですけれども、もうやることは全部やったよね。

天気だってあんなにチェックしてもらって「この日だ」って決めて。

。。天気予報では、その間ずっと雨の予報だった)

それで雨が降ったり雪が降ったりするんだったら、それが答えというか、そこでしか撮れないものがきっと撮れるんだからって。

だからすごく安心できたんですよ。

 

 

(笑美)

写真を見た人の評判は?

 

 

(美奈)

大絶賛の嵐でした。

「あの空、本当だからね!」みたいな。

「すごくない? いじってなくてあれだからね!」とか言って、わたしも自慢しちゃったりして(笑)

すごいの撮ったねと。

 

 

 

(笑美)

今まで通ってくれているクライアントさんからの評判はどうでしたか?

 

 

(美奈)

「あー、この顔するよねー」とか。

「美奈ちゃんの優しさが出てるよね」って言ってくれた人もいるし。

セッションの時、こういう顔するねって。

 

 

(笑美)

美奈さんのウェブサイトを見て、来てくださった方が、写真と実際のみなさんに関して、何かおっしゃることはありましたか?

 

 

(美奈)

このウェブサイトから多面性が伝わるのか「実際の印象と違いますね」と言われることが減りました。

スタジオで撮っている時の写真と、海の時の写真と、全く違うじゃないですか。

(ウェブサイトやブログで)書いてることとかも、色んなことを書いているから。

美奈さんってこういう人、という思い込みを持たないで行った方がいいなと、思わせてくれるんじゃないかなと、わたしは勝手に想像しているんですけど。

 

 

 

(笑美)

写真で色んな面を見てから美奈さんに会いに来るから「この写真と違った!」というのではないんだね。

もちろんすべて美奈さんから出てくるもの、という共通点はあるのだけど。

いろいろあるから逆に違う!ってならなかったんだ。

面白いね!

 

 

(美奈)

写真が大絶賛で、みんな納得してくれるんです。

「なんか普段のみなちゃんとは全然違う」みたいな褒め言葉ってあるじゃないですか。

そうじゃなくて、「まさにあんな感じだよね」という感じでした。

母がめっちゃ気に入って、送ってくれって言われました。

「これいいわねー!送って!」って(笑)

孫の写真みたいに扱うの、止めてくれない?みたいな!(笑)

好評さが、すごーい!というより

「すごい、ほんとそのものだね」という受け取られ方をしていますね。

いつも知っている美奈さんの「存在感」だねって。

身近な周りの人にも、既存のクライアントさんにも言われるっていうのは、すごい嬉しいですよね。

 

 

 

(笑美)

フォトセッションを受けたことによって、起こった具体的な変化はありますか?

 

 

(美奈)

写真を撮ってもらうだけじゃなくて、自分を客観的に見れるかも、という期待はあったんです。

でも、それ以上でした。

仕事への姿勢だったりとか

わたしもこういう風に仕事をしたいとか。

  

提供する側、される側の区別が必要ない。

そんなことを、考えている時点で違う。

全力ではないと思います。

 

 

(笑美)

もし紹介するなら、どんな人になんと言って紹介しますか?

 

 

(美奈)

ふさわしい人ですよね。

並大抵の人には言いたくない(笑)

菅原さんご夫妻のフォトセッションを、受けるに値する人にしか言いたくないし。

本物の人っていうか、仕事に対して譲れない柱みたいなのがあって、ちゃんと自分を開示できている人。

そう言う人にじゃないと教えたくないし、本当に才能の無駄遣いはして欲しくないし、ましてわたしの紹介でそんなことはさせられないし(笑)

「あなただったら、このフォトセッションの価値を十分に引き出して、受け取れる人だと思う。誰にでも紹介するわけではない。」と言って紹介したい。

わかる上に、引き出せる。

写真撮る上で、能動的に自分を出してくるという姿勢がないといけないと思う。

 

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話はこのまま、スピリチュアルから仕事の話、プライベートの話へと。。。終わった頃には5時間を超えていました。

笑美が用意したカレーを食べながら。。。