フォトセッション・インタビュー/鈴木美奈さん (1)

これまでおふたりの方を掲載をしてきた、このフォトセッション・インタビュー

ボディーワーカーの小笠原和葉さん→こちら

星読み師の北條毅さん→こちら

久々の掲載、3人目はエネルギーワーカーの鈴木美奈さんに、フォトセッションについてお伺いしました。

繊細で気遣いの人でありつつも、ダイナミックで楽しい美奈さん。

さてさて、どんなお話が聞けたでしょうか?

 

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2018年3月の頭。

室内スタジオ、外房の海と二日間にかけて、エネルギーワーカーの鈴木美奈さんを撮影しました。

スタジオ撮影を無事に終えた数日後。

 

春も目前とはいえ、夜明け前の気温はほぼ氷点下に近く、天気予報でも雨、雪、曇りと変わる日曜日。

日の出前の時間にコートを脱ぎ、薄い衣装で海に入っていった美奈さん。

朝日が空を染める頃から1時間以上、本気のエネルギーワークを撮影。

その結果は美奈さんのウェブサイトでご覧いただくことができます。

 

鈴木美奈さんのウェブサイト FLAMINGO SPECIAL

 

 

プロデューサーには、世界観プロデューサーの織田智恵さん。

ヘアメイクに吉田仁美さん。

そうした撮影を振り返った、5時間越えのインタビューからの抜粋を2回に分けてお送りいたします。

 

 

 

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(笑美)

どこでわたしたちを知りましたか?

 

(美奈)

友達が、いつか菅原さんに撮ってもらいたい、と思っていたそうなんですよね。

それで、わたしが「今のプロフィール写真が、自分とまったく違うから撮り直したい」と言ったら「この人がいいと思うよ」と言って紹介してくれて。

「あ、決まり!」みたいな(笑)

 

 

(笑美)

決まり!ってどうして思ったのでしょう?

 

(美奈)

なんですかね。。。嘘がないと思ったんです、写真に。

綺麗に撮るという計算はあると思うんですけれど、嘘を撮っている感じがしないというか。

その人の「素」を撮っているという気が、すごくしたんですよね。

写真のこととか、分からないのに言うのもなんですけど。

 

そして、初めて打ち合わせをした時に、すごく、わたしを知ろうとしてくださるというか。

ヒアリングって最初は「どんな注文ですか?」となると思うんですよね、どんな分野でも。

だけど先ずは、わたしを知って下さろうとする。

やっぱり、そういう姿勢でやっていらっしゃる方たちだから、ああいう写真が撮れるんだなと、腑に落ちたんです。

 

(笑美)

撮影に関すること以前に「美奈さんは、どんな人なんですか?」というのを聞いているのですよね。

 

(美奈)

自分自身のことって、わからないじゃないですか。

だから、なんか変な演出とかをしたくなかったんですよ。

 

「素の私を撮ってもらいたい」と言うと、本当ありきたりな言い方かもしれないけれど。。。

わたしも素の自分というのを、客観的には見ることはできないしね。

たとえば人に「わたしってどんな人?」と訊いても、私が見せたいと思っている私を、察知して言ってくれたりしちゃうから、聞いても意味がない。

 

 

 

(笑美)

切り取るのも、また人間だということが、一番難しいこと。

それがそうならないで、素のままを届けてくれそうだというのが、あったんですね?

 

(美奈)

そうそう。

なんか、あったんですよ。

 

ヒアリングの時の笑美子さんの質問で、

「(美奈さんのいろんな面があると思うんですけれど)こうやって話していると、割と大人しそうな感じだけど、ブログだと、わーっと書いているし、どれが本当の美奈さんなんですか?」

と言われたんです。

 

その質問も私的にはすごく良くて。

考えたことなかったけれど、別にどれも作っているのではないなと。

質問された時に、わたし素直に「いや、なんかどれも本当の自分だから」と答えて。

それをまた、受け入れてくださったんですよね。

 

そういうやり取りを通して、

「あ、きっとわかってもらえるな」って。

 

 

素を撮ってもらいたい。

でもまず、素でいることって、難しいじゃないですか。

ましてやカメラを向けられちゃったら、なおさら。

 

でも、きっと素でいられる。

いさせようとしてもらえる。

ということが、初めてのヒアリングの時、印象的に感じたことですね

 

(笑美)

やっぱり、面と向かって会うって大事だね!

 

 

(宏)

今フェイスブックにしても、ブログにしても、基本はみんな文章じゃないですか。

文章って、ちゃんと書ける人が書いて、ちゃんと読解力がある人が読まないと

本当の部分って伝わりにくいですよね。

だから実際に目の前で会って、同じ空気を吸って「ここにいる」というのは

すごく大切なことだなと思うんですよ。

 

(美奈)

ブログの文章も、できるだけその時の気分で書いてはいるんです。

自然に任せて書いてはいるんですけど、「流れ」って出来ちゃうじゃないですか。

楽しい気分だったり、わかりやく書こうだったり、ちょっと今日は刺さるようなことを言ってみよう、とか。

でもしゃべってると、そのいろんな面って、自然と出てくるんですよね。

 

文章になっちゃうと、ひとつの記事、ひとつの世界観になっちゃうけど、

会うと人っていろんな表情を見せてくれますよね。

 

(宏)

多様性が見えますよね。

多様な面というか。

 

(美奈)

そうそう。

だから初めて撮って戴くにあたって、ちゃんとヒアリングをしてくださるということが、まずは嬉しかった。

 

 

(笑美)

撮影自体を必要とした理由は?

 

(美奈)

前のプロフィール写真が、ある日突然気持ち悪くなったんですよ(笑)

 

(笑美)

そうだそうだ、あの骸骨のだ!(笑)

 

(美奈)

あれはあれで、必要なプロセスだったんです。

というのがその頃、わたしがお客様を自分で選べない時期だったんですね。

 

スピ系のものって、依存的な人も惹きつけてしまうところがあって。

講座をやると、自分がどこまで出来たかじゃなくて、わたしに気に入られようとしてしまうというか。。。

そういう方っていろんな依存先をさがして渡り歩いてしまう。

スピ系という商品の性質上、そういう人は特に来やすい。

 

わたしは依存されるのがすごく苦手ですし、面倒見も良くないし。。。

だけど、よりどころにされちゃったりとか。

 

骸骨を持っているあの写真は、私の弱さというか、つい誰でも受容してしまうところとか、依存体質の方を切るために、ああいう強い写真をもってきたところがあったんです。

「わたしは本当は、依存とかダメなんですよ。」

「そういうセッションは提供していませんよ。」

という、強い部分だけを切り取った写真だったんです。

 

そうして、ある程度その段階が終わった時に、その写真が気持ち悪くなったんです。

もう、そういうつもりは、わたしの中にはないというか。。。

もっと本当の自分を、見てもらいたいと思うようになったんですよね

 

 

 

(笑美)

私たちも、こっちの方向に持って行きたいという願望で撮ったりすることがあるんだけど、本心と乖離している場合があるしたら、結構不幸になっちゃう。

これって写真を撮影する上で、一番難しいところなんですよ。

「こう見せたい」ではなくて、「こうである」というのに、カメラを向けるということが。

けれど人って、絶対にそれが見たい。

 

 

(宏)

その人自身が、自分を受け入れるチカラが必要なんですよね。

多くの人は、劣っていると思っている部分を気にして、自分をそのまま受け入れるということに対してバリアを作ったりする。

そうした人に対して、素の部分を写すと、これは自分じゃないとか。

自分で自分のことを見てショックを受けたとかね。

「本当は素材そのもので良いんだ。」

そういう価値の目を持っていないと、そこは受け入れ難いですよね

 

(美奈)

わたしも目指すところというか「生まれ還る」というキャッチコピーの通りで、

本当の自分の生きた方の方が、自分も幸せだし、周りの人も幸せにできる。

でも、元々持っているものって、価値を感じにくいじゃないですか。

 

なんでこんなに素敵なのに、色々くっつけたり、わたしはこうなりたいって主張したりしてしまうのかな?

というのをすごく感じる。

 

菅原さんは、それを動かしていくというか、そういう仕事をしているのかなって。

 

 

 

(笑美)

フォトセッションの価格はどう感じましたか?

 

(美奈)

聞いたときは、「あー、やっぱりそのくらいしますよね」と思いました。

普通の感覚で、個人事業主が出すとしたら、お高いというか「あ、それくらいしますよね」という感じはあると思う。

だけど実際に撮っていただいたら、「いや、安いでしょ」と思いました。

 

(笑美)

フォトセッションで得られたものは何がありますか?

 

(美奈)

。。。いっぱいあるし、慎重に応えたいですね。

 

そもそもエネルギーワークのポーズですけど。

それをやること自体が、めちゃくちゃ恥ずかしいんです。

 

セッションを受けに来てくださった人に向けてだったら出来るけど、やるっていうこと自体が、物凄く恥ずかしい。

それこそ「素の中の素」みたいな。

「なにわたし、こんな怪しげなことやってんだろ?」みたいな気分になっちゃうんですよ。

 

 

 

たとえば、自撮りしながら、ハッと我に還るみたいな感じで。

「なにわたしこんなことやってるんだろ?」って、ふっと自分を茶化したくなる(笑)

 

だけどそれを、普通に受け入れられているということが、まずわたしにとってはすごく奇跡だったんです。

「やってください」って言われなかったらやれなかったし、

「なんですか、それ」って言われたらどうしようみたいな。

 

(笑美)

そこ、深いね。

 

(美奈)

この方たちだったら「受け止めてくれるな」という確信というか信頼がないと、エネルギーワークのポーズは出来ないですよね。

形だけなら、やったかもしれないですけど、本当にもうガチのガチで、気持ちを込めてやろうとかは、思えなかったと思う。

 

それが、実際に対象の人がいるエネルギーワークではなくて、

ちょっぴり、寒いところで(ほぼ氷点下)

ちょっぴり、足場とかも悪かったりして(海の中)

ちょっぴり、対象もいなかったりするところでやっていて、これだけできるんだから。

わたし普段、どれだけすごいんだろうって、自信になった。

 

ただ単に写真撮ってもらって「ああ、よかった」ではなくて、ちゃんとその生身の部分を写してくださる方じゃないと。

それこそわたしが、やったことをただ撮ったのでは、なんてことないと思うんです。

そのエネルギー感みたいなのを一緒に撮ってくださったから、生まれた写真なんだと思うんですよね。

 

 

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その(2)へ続きます。