ところでフォトセッションってなに? その6

ここまでの5回にて。
僕たちのフォトセッションの歴史のようなものを書いてきました。

こうして書いてみると、その時その時で色々な変化があったなって思います。

こうして初めて、ふたりのウェブサイトを作成し、もう一度フォトセッションのことを考える中。 実は、なんとも言えない引っ掛かりを感じていました。

それは、その4で書いていたこと。。。

フォトセッションを始めた2014年。

その頃は「自分を見る」「自分を認める」というテーマを持っていました。

そこには沢山の方々が撮影にいらっしゃり、楽しく写ったり、優しい時間を写すことができました。

写った写真を見て、涙を流す方が何人もいらっしゃいました。

写った自分の写真を見ることで、心の中に抑えてきた悲しみに気が付いたり、頑張ってきた自分の姿を見つけたのではないでしょうか。

「なぜだか涙が出る。。。」

そうおっしゃっていた気持ち。
一緒にいる僕たちにも、とても響いてきました。

なぜなら。。。

写真の中で自分の姿を見るということは、自分が生きてきた時間を見る行為だからです。

人の命って、とても貴重なもの。
喜びも楽しみも、そして悲しみも、生の一部。

写真を撮るということは、楽しさや幸せだけを写すことではないのです。

自分に戻る時間とは、それだけでは成り立たないのです。

目的のためではなく、被写体が自分の心に触れるための撮影。

今回ウェブサイトを作る中で一番検討していたのが、こうした撮影を再び始めることでした。

こちらのプログラムは、シンプルに「ポートレート」と名付けることにします。

これからは2つの撮影プログラムで活動します。

自分を外に向けて表現する「フォトセッション」 。受け取り手は、他者になります。

写真を通して自分を見つめる「ポートレート」 。受け取り手は、ご自身になります。

ポートレートでは、ヘアメイクは付きません(リクエストで可能です)。
何かの設定やシチュエーションも用意しません。

当日お越しいただき、シンプルな背景の前で、僕と笑美と3人で、時間を過ごしながら写す写真。

これが「ポートレート」 です。

一月に2名限定のプログラムとして始めようと思います。

どんな方の人生に触れられるか?
僕たちはとても楽しみにしています。