ポートレート写真の写り方(7)(8)

新しい撮影プラン「ポートレート」を始めるにあたって、

「ポートレート写真の写り方」という連載を始めます。

 

今回はヒロシ作の(7)と(8)です。

 

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ポートレート写真の写り方(7)

 

笑美から引き継ぎ出てきたのは、ヒロシの方。

Tシャツの胸には、カエルがついてます。

 

 

さてみなさん、写真に写る時は、どんなポーズしてますか?

ちゃんと、身体は斜めに向けて細く見えるようにしていますか?

顎を引いて上目遣いすることを忘れてはいませんか?

 

 

。。。なーんて、話はここでは一切ありません。

っていうか、「お前は誰だ?」と言われます。

 

そもそも、どうして写真を撮るのにポーズを取らないといけないのでしょう?

 

僕は写真を撮るときに、これは「プロフィール写真」などの意識を

持ったことがありませんでした。

プロフィール写真かどうかなんて、どうでもよくて、

一貫して被写体がその人として写ることを念頭においていました。

 

ポーズだって、これまで仕事で多くの方を撮ってきましたが、せいぜい手をどこに置く、目線をもらう外す、

くらいなもので、そのままの、その人を撮ってきました。

 

何かのポーズを取るのは、

デザイン的に目的がある場合。

もしくは広告などでデザインが決まっていたり、意図がある場合。

そして被写体が表現のトレーニングをされている場合。

 

ではなぜ、ポーズをつけさせないか?

僕的には、理由があります。

 

それは「動きが止まってしまうから」

 

このポーズを取るという行為は、本来とても難しくハードルも高い。

 

モデルや役者さんは写り慣れているので、止まった状態でも表現はできるのだけれど、

そうでない人は日常的に止まった状態で表現することってない。

 

誰でも動きの中で、感情や気持ちや伝えたいことを表しているからね。

 

だから写真を撮るからといって、突然にポーズを取ると不自然になってしまう。

不自然なことをしているので、表情も不自然になり、気持ちも落ち着かない。

 

なので!

 

「モデルのように振る舞うのではなく、自然な状態でいましょう。」

 

 

以前に書いたように、誰でも魅力って備わっているもの。

その魅力を殺してしまわないように。

過剰な自意識に埋れさせないように。

 

卑下する必要もなければ、過剰な装飾もいらない。

必要なのは「自分は誰?」という内観なんじゃないかな。

 

さて、ここまで話した、その話の上で。

あえて、ポーズを取りたいときは?

 

カメラの前で、この手や足をどうすればいいの?

いったいどこ見てればいいの!?

 

続きます。。。

 

 

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ポートレート写真の写り方(8)

 

前回(7)では、ポーズを取るのはやめましょう。

日常生活では、止まった状態で何かを表現しないから。。。って書きました。

 

この出だしだと、今から書くことがわかってしまうかな?(笑)

 

ポーズってね、英語だと「Pose」になります。

話の脈略的には「Pause=立ち止まる、一時的に止まる」の方が分かりやすいけど、これじゃない。

 

Poseの意味は、「写真や絵画のためのポーズ」という意味もありますが、

「気取った態度をとる」「見せかけ」という意味もあるのです。

 

つまりニュアンス的には、「写真のために気取った態度をとる」。。。となります。

 

まあ。。。気取った態度ではなくても、写真は止まっているものだから。意識した状態で止まるということになります。

 

なので、以前書いた(1)の動きの話を応用すると。。。

新しい撮影プラン「ポートレート」を始めるにあたって、「ポートレート写真の写り方」という連載を始めます。 ふたりがそれぞれに、写り方について書いていく内容です。書き手が二人だと、内容も書くことも違うので、お楽しみに!(撮り方はSONYの講座があるの...

 

「ポーズに動きをつけましょう」となります。

 

 

止まった状態ではなく、何かの動作をする。

そうした日常的な行為の中から、その人なりを見せる。

 

または、ちょっと難しいかもしれないけど、心を動かす(動かしてもらう)。

 

体は動いてなくても、心や気持ちが動けば、自然と生きた表情になります。

 

そのためには話をしたり、その場所の空気から作っていく必要があります。

ただ、これはフォトグラファーの仕事かな。

 

こうしたことは被写体にも必要だし、写す側にも必要な表現の仕方なんじゃないかな。

。。。っていうか、僕はそうしています。

 

 

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