到着して車を降りたら、あまりの寒さにしばらく何もできなかった森の中。
昨日は、サラサラとしたパウダースノーが降っていました。
外のウッドデッキにある灯を照らすと、ゆらゆらと風に舞い雪が落ちていきます。
翌朝、それほど積もりはしていないけれど、それでも白い世界に。
玄関前から続く足跡は、狐なのか、鹿なのか、はたまた近所で飼う猫なのか?
カナディアンファームという、野性味溢れるオーナーの店で昼食。
肉も野菜も、本当に生きている食べ物の、命の味がします。
食べ物って、命をいただいているんですよね。
そこを忘れないようにしようと、よくふたりで話しています。
森のオフィスという名前のコワーキングスペースで仕事。
滞在しているログハウスから、僕たちの携帯ではほとんど電波が入りません。
なので、こうした場所で仕事をします。
笑美はホメオパシーの相談。
僕は写真現像やら最終仕上げやら。
夜は、ログハウスの中で、キャンドルライトを照らしています。
冬になり葉が落ち、雪で白くなる大地まで月明かりが届くようになりました。
静まり返る森の中にいると、明かりにも静かにして欲しいと思うのです。
1日かけて、素敵な女性を撮影しました。
彼女にとって、こうした撮影は初めてだったのですが、きっと表現する楽しさが分かったのではないかと思います。
フォトセッションでもそうなのですが、撮影の始まった時と終わる時では、誰もが顔が違っているのです。
今回はiPadに、Spotifyからいろいろな音楽をダウンロードして持って来ました。
昔から音楽好きなのですが、どれだけ便利な時代なんだろうって思います。
そこでは有名な人から、全く知らなかった人まで、みんな並列に並んでいます。
順不同にて、こんな毎日を過ごしています。
明日は、僕の実家経由で東京の部屋に帰ります。