One day One photo #Week 15* 180730-180805

毎朝8時に、写真と小さなコラムをお届けしています。

 

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180730 (Mon)

昨日は、ソニーのαアカデミー「ポートレイト写真講座 浴衣撮影」2回目の撮影でした。

1回目は屋外で開催したのですが、あまりにも暑くて。。。

急遽予定を変更して、2回目はスタジオ撮影に変更。

 

白ホリでの撮影でしたが、白ホリって買ってきたキャンバスみたいなもので、描けるものは無限大。

後処理も重要な要素、ということで一例として写真を載せます。

同じ一つのデータからでも、こうして印象の違うものが作れるのですが、撮影時にどんな写真に仕上げようか、おおよそ頭の中でイメージができています。

 

そして、後から手を入れるのも、手を入れないのも、撮影者次第。

だからこの講座では、僕から見た視点や、僕だったらこう考えるということを伝えるだけで、自分が何をしたいかは自分で考えてね、と話しています。

「教えてもらう」ではなく、「自分はこう考える」のヒントを伝えています。

 

 

 

 

 

ちなみに2枚載せたのにはふたつ理由があります。

もうひとつの理由は、撮影した時とは違う印象を「撮影後に」感じることもあるということ。

今回僕が思ったのは「これ着物じゃなくて浴衣だったよな。。。」って。

下の写真だと、浴衣にしては印象が深すぎるかなと。

浴衣って、もっと軽やかじゃない?

そんな風に色々と考え、想像を膨らませながら、現像作業をしています。

 

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180731 (Tue)

SONY αアカデミーでの撮影からもう1枚。

こちらはロケの時のもの。

 

ロケの時に見ているのは、その場所の空気です。

その人物は、なぜそこにいるのか?

どんな人で、何をしているのか?

たとえ明確ではなくとも、軽いストーリーを頭に浮かべてみます。

 

 

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180801 (Wed)

食べ終わったメロンと残った種

 

種が次世代を作れないように操作されるって不自然だと思わない?

誰かの利益のために、不自然な環境で生きるって不自然だと思わない?

 

空気と水と食べ物

そこが汚されたり、何かを加えられたり、遺伝子操作されていたり

それって不自然だと思わない?

 

「しょうがない」なんてないよ

その妥協は頭の中に住む、見て見ぬ振りする、なまけびと。。。

生きるとは選択の連続

強さを持って生きていかないと、なまけびとは、するすると寄ってきて、こう言う

「まあ、どっちだっていいじゃん。それで死ぬわけじゃないしさ」

 

いや、違うよ

それで死んじゃうんだ

積み重ねられた選択の先で

心からも体からも、生きていく柱が溶け出してしまうんだ

 

 

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180802 (Thur)

生きていると良いことも悪いことも、どちらでもないことも、まあ色んなことが起こる

良いことがあれば、いつまでも続いて欲しいと思う

悪いことがあれば、早く終わって欲しいと思う

たとえどう思おうが、良いことも悪いことも、同じようにいつかは終わる

 

どちらか片方だけが続くような、不自然なことはない

(もちろん特別な環境や状況は除いての話)

 

だから、色々なことが起こるのが「生きていることの証」くらいに思っていたい

そうした余裕を持っていたい

 

北風の日も、南風の日も、風のない日も

どれもただの一日だから

 

 

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180803 (Fri)

以前はずっとフィルムで撮影をしていました。

デジタルがまだ一般的ではない頃。

色を出す為に印刷所とデータを合わせたり、何だかんだと大変だった時代。

その頃は、紙に印刷するのが主流。

 

それから早幾年月。。。

現在ではウェブサイトにて写真を見る機会も多くなり、その使われ方も変わってきました。

 

デジタルとフィルムで違うところ。

幾つもあるのんだけれど、表現方法において決定的にちがうこと。

それは、白の扱いなんです。

 

紙などに印刷されていて、太陽や部屋の光で見るもの。

コンピューターや携帯など、モニター自体の光で見るもの。

写真に白があると、印刷では紙の白色だけれど、モニターでは無色の光として見ています。

 

なので、逆光で撮影した場合。

モニターの光では明るく見えるけれど、印刷ではただの紙の色となります。

そうやって光の扱い方ひとつでも、表現の中でフィルムとデジタルって結構違うわけ。

 

意識する必要はないけど、知識として知っておくと撮影のときの光探しに役立つんじゃないかな。

 

 

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180804 (Sat)

撮りたいものがあって、昨夜は部屋で撮影をしていました。

細かいセットやストロボは片付けて、最後に黒布を片付ける前に一枚。

 

よく使われる「ブツ撮り」という言葉。

何だか言葉が綺麗ではないと思っていてさ。

ましてや「商品撮り」なんて論外。

 

英語ではスティルライフ(静物画)と呼びます。

この方が響き的には綺麗だよな。

けれど仕事上でスティルライフ。。。といっても「なんでそういう言い方するのだろう?」もしくは「それはなに?」ってなる。

「ブツ撮り」は日本語だけれど、「スティルライフ」は、やはり英語だから日常的じゃない。

 

そんな訳でスティルライフは、今日も続きます。

 

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180805 (Sun)

今週は写真のことを、よく考えていました

僕は元々写真家になりたかった訳じゃなかったのだけれど、不思議な縁で撮影スタジオに入り、そこでプロの撮影現場を見ながら育ってきました

最初は写真のことは全く知らなかったし、さほど興味だって持っていなかった

 

最近その頃のことが、よく頭に浮かんでくるんです

その頃の自分。。。というか、その頃の時間が何かを伝えてくる感じ

 

大きな変化の中で沢山のことを吸収し学んでいった

あの頃の時間がかつての記憶を通して、感覚を伝えている

分からない世界に飛び込む前夜だった時のような感覚

 

以前FaceBookで「菅原宏的写真術」って書いていました

20代の頃のことはこちらで。。。

こんにちは。フォトグラファーの菅原宏です。菅原宏的写真術と称し、写真の見方や撮り方、そして写真を通した心の話や僕自身のエピソードなどを、自己流で生きてきた私見のみ(!)で書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。まずは自己紹介代わり...

(業務連絡=コハちゃん丁寧にまとめてくれてありがとう!)

 

 

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明日月曜日からは、week 16へ続きます

毎朝8時に、写真と小さなコラムをお届けしています。 *************180806 (Mon)写真はSONY αアカデミー「ポートレート撮影 ゆかた講座」の最終日から。ちょうど当日は「ゆかたで銀ぶら」というイベントも行われており、銀座通りには沢山の方々が...