フォトセッション・インタビュー/北條毅さん②

Part①は、こちらから。。。

フォトセッション・インタビュー/北條毅さん①
わたしたちのフォトセッションでは、打合せから撮影当日、その後も写真のセレクト、使用媒体に合わせた調整と、長きにわたってやりとりを重ねていくので、単に撮影というよりは、フォトセッションを通してお互いを知り合えるようなところがあります。そうした方々に...

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1回目と2回目、それぞれ撮影してみてどうでしたか?

1回目は、外に見せるための写真が撮りたい比率が高かったんですね。
ビジネスが一気に拡大したので、がーっと頑張らなくてはいけない時期だった。

あれはすごくいいプロフィール写真だと思いました。いわゆる外に出す写真としては。

 

ただ、あれで終わりじゃないだろって(笑)

状況も変わったし、僕自身も変わったから、もうちょっと行きたいよね、と(笑)

 

2回目は、完全に、僕のために撮りたかった。
人にどう見られるかは当然頭にはあるけれど、それよりも自分にとってどうかという思いの方がずっと多かった。

仕上がった写真は、すごく好きな写真。

今の生の自分を撮ってもらった感。
生々しさを撮ってもらった感。

 

 

受けて、実際に得られたものは?

1回目は、僕をアピールするためにいいプロフィール写真と、2人との繋がりですね。

2人に会うたびに、毎回気持ちがいい。

言動が一致していて存在に嘘がないから、変な腹の勘ぐりあいをしなくていいし、ジャッジをしない人たちだから、いつもの安心できる風景みたいな。内容は毎回違うけれど、風景自体は毎回変わらない安心感。

フォトセッションもパートナーシップもそうだけれど、2人に単純に会いたい人って結構いますよね。
写真のことじゃなくてもいろいろ話したい、話を聞きたいという人が結構いると思います。

1回目の八ヶ岳がよかったのって、その時間がたっぷり取れたこと。

撮影のあとも打ち上げだけじゃなくて、いろいろと交流できる機会があり、2人の在り方から得られるものは、写真以外にもいろいろあった。

 

2回目の写真は、今までああいうのを撮ってくれる人がいなかった。

爽やか目の雰囲気で撮ってくれる人はいっぱいいたんですけど、生々しい、男らしい、男くさい感じでとってくれる人はいなかった。

 

周囲の反応はどうでしたか?

2回目の写真を出したときに、意外と反応がなかったんですよ。

王子様キャラを求めている人からは、意外と反応がなかった。

でもそれでいいんだと思う。後悔も何もなくて、そっちでいいんだと思う。

 

僕、「王子」と言われるのは嫌なんです。

 

1回目撮影した時は、プロフィールとして爽やか目で使いやすそうなものを選んだ。
そういう時期だったんですね。

2回目は、もう、生々しく自分らしく行こうと思っていた。骨太な感じが撮れて、確信が持てた。

それで出した、反応がなかった。

でもいい、これでいいって、逆に腹が決まったんです。

 

反応がなかったことから、逆に腹が決まったって面白いですね。

写真って、段階が2つあって。
撮れたものを見た時、自分がどう感じるかは、自分の問題で。

外に出した時、外からどう見られるか、外の人がどう見るか。
これは別の話ですよね。

本当の生き方というか、変なノイズがない「芯」の部分で、僕が本当に求めている人とつながりたいという欲求は、絶対にありましたね。

 

僕は、自分を知った上で、どう伝えるか、人と世界と、どうつながるかが常に頭にあるんですよ。

いかに自分が本当に繋がりたい人と繋がれるか。
上っ面の受けの良さそうなものではなくて、今の僕の本当の「真」の部分を、いかに写してもらえるか。

一直線にそういう人とつながるために、写真ってものすごく大事。

 

 

もうひとつ、写真を見た自分がどう感じるか?という部分について。

出来上がった写真がすごく良さそうな写真だったとしても、そこで撮った時の自分の状態が、自分の中で違和感ありまくりだったら、「これ、違くない?」となると思うんですよ。

僕が感じた違和感は、見ている人もまた感じると思っているので、その一致感はすごく大事だよなと思っています。

 

フォトセッションを受けて一番よかったことは?

2回目の撮影の時。
最後の頃には、自分という個がなくなっていく感じ、全部ひとつになっていく感じ、エゴがなくなっていく感じ。
そうした満足感、充実感がありました。

その時に現れるものを、みんなが尊重して、結果的にいいものが撮れる。

気持ちがいい。
気持ちが良かったですよ、本当に。

そこに到達できたこと自体が、僕はすごくよかった。

 

 

真剣勝負の場だから行けるところってあるじゃないですか。

写真は結果。

もしも仮にいい写真がなかったとしても、あの感覚があったら自分で残っていくものがある。
それは写真が手に残る以上の財産。

データが全部ぶっ飛んで、写真が全部消えたとしても、あの時の感覚は絶対忘れないし、ずっと覚えていると思うから、またお願いすると思う。

計画してできるものじゃない。
もちろん計画してやるんだけど、必要な時に自然とそこに至るものだから。

あれは本当にずっと心に残る時間でした。

 

わかります。ああいう感覚って、なんでしょうね?

ピュアなエネルギーだと思うんですよね。
混じり気のない、ノイズのない場だった。

始まった時は、僕が緊張してたり、どうしようと考えたりしているんだけど、終われば本当にピュアな時間。

あれは本当に気持ちがよく、絶対に忘れない時間。

 

そうした撮影を終えて、何か変化はありましたか?

漠然と思っていた自分の生き方が、これでいいんだなと思えた。

周りの期待に応えようという思いが漠然とあって。
爽やかな、そっちの方がいいのかなと揺れている部分があったんですよね。

自分はそうじゃない方向で行きたいと思っていたけど、まだ迷いがあった。

でも、僕が自分の目で見ても男っぽくなったと思った。
それを自分のプロフィール写真に出したということは、男っぽい自分で行くんだなという自分自身へのコミットメントになった。

 

実は、撮影が終わった後、アトピーが出たんですよ。

抱え込んでいたものを、必死に出さないように抑え込んできたけど、自分が出て来たんでしょう。

それがやっと出せるタイミングになってきたということなんでしょうね。

 

 

もしフォトセッションを紹介するなら?

自分らしく生きたいんだよね、自分で生きたいんだよね、という人に、
「これをきっかけにして、自分の殻を破ったら?」と勧めますね。

我慢している人、自分を抑えている人、殻をやぶりたいんだけど、まだどうしようかなと行ったり来たりしている人に、強く背中を押す。

延命措置をしている人に、ざっくり死んじゃえば?と(笑)

 

逆にその覚悟がない人には勧めないかな。

ちゃんと自分と向き合う覚悟がないと、ね。

 

 

 

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鎌倉の、草木いっぱいの自然派カフェで、ゆっくりと伺ったインタビュー。

掲載にあたって内容確認のメッセージをすると、「自分で話したものなので、そのまま掲載し大丈夫ですよー」とひとこと。

そう、この「潔さ」こそが、北條さんなのです。。。

北條さん、ご協力ありがとうございました!(菅原笑美子)

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北條毅

「宇宙の流れを地上に創る」
新たな時代を創造する人々へ、宇宙の流れを伝え、魂の目醒めをうながす活動を展開。

オフィシャルサイト:https://hojotsuyoshi.com/

 

フォトセッションとは?

フォトセッション
フォトセッションとは受け取り手は、他者。自分を他者に向けて表現する。フォトセッションは、フォトグラファー菅原宏・モデル菅原笑美子が、撮る側・撮られる側、両方の立場から、被写体の魅力とビジュアルアイデンティティ、そして未来のビジョンを引き出し、写真...