ところでフォトセッションってなに? その4

ーその3の続きですー

ところでフォトセッションってなに? その3
ーその2の続きですーホメオパシーの学校で学んだ笑美の4年間。自分の興味と、自分の身体のために入った学校でしたが、多くの時間とお金を費やし学び、自分でも試し実践してきた事柄。学校を卒業する頃には、それらの知識を使い相談会を始めました。また健康な身体...

笑美の提案により渋々始めたこのフォトセッションは、僕にとってとても大きな意味を持つことになりました。

このフォトセッションには、写真に撮られ慣れていない方が、多くいらっしゃいました。

緊張もすれば、まばたきも多くなれば、汗もかけば、頭が真っ白になっても、自意識でいっぱいになっても、しゃべりが止まらなくなっても、笑いが止まらなくなっても。。。

それで構わないのです。
。。。そっちの方が普通ですから。

しかし、そこに写る写真。
それは紛れもなく、その時そこに居て、カメラを見ていた自分なのです。

僕たちは役者を撮ろうとは思っていません。
いらっしゃる方々に、役者になって欲しいとも思っていません。

そのままの自分でいること、それが正真正銘な、その時そこに居て写ったポートレート写真なのです。

自分が写った写真を見て、泣く人が何人もいました。
照れる人も、笑い出す人も、過去の自分と比べる人も。。。
すべての人が、モニターに映る自分と対峙します。

そんな、自分を振り返る時間。
こうして、今まで生きてきた時間。
たくさんの経験をしてきた、その時その時の時間。

今ここにいる自分。
今ここに写る自分。

 

自分を見るということは、外見だけを見ているわけではないのです。
今まで生きてきた時間の中で、出会い、感じ、考え、経験してきた全てが、自分を作っているのですから。

僕が普段仕事で撮る方々は、俳優、女優、ミュージシャン、モデルと、みな表現することを生業としている人たちです。
しかしこのフォトセッションで写す方々の多くは「表現者」ではなく、今この時に、目の前にいて、カメラの前で深呼吸している、生身な、「ひとりの人間の姿」なのです。

 

僕がフォトグラファーになり、撮りたかったのは何なのか?

このフォトセッションを始める頃の僕が、忘れかけていた何か。。。

いらっしゃった方々から、とても大きなことを教わり、毎回僕は人の写真を撮ることを再確認しています。

ーその5へ続きますー

2015年の年賀状用に撮ったもの。2009年から2012年あたりまでの写真で、ふたりで写ったものを探したのですが、一枚もありませんでした。悩むことも多かった時期だったけど、今にして思うのは、それを乗り越えたから、この写真の笑顔があるんだなって。
ところでフォトセッションってなに? その5
フォトセッションに関して書く5回目。ーその4の続きですー実はこのフォトセッション、2016年頃からほとんど募集をしてきませんでした。ありがたいことに、仕事で写真が必要な方々のご依頼を口コミで多く頂いていたからです。これまで書いてきたように、写真によっ...