―Summer Trip ’17 Day 33 Sri Lanka Jaffna― (笑顔の人たちと、その道のり)

ちゃんと生きています!We're still alive! キャンディ駅にて聖地カタラガマから、宿場町のようなエッラ、古都キャンディを経て、再び戻ってきたコロンボこちらスリランカではこの時期、ペラハラと呼ばれるお祭りがあります。これは新月から満月までの間、各地...

笑美より早くにアーユルヴェーダ施設を出た僕は、スリランカ最北の街ジャフナに来ました。

ここはヒンドゥー教徒のタミル人が多く、街中にはヒンドゥー寺院がいくつもありました。

ここはかつてコロンボに次ぐ第ニの人口を持つ栄えた街でしたが、長い内戦時代には戦いの場になり、反政府軍「タミルイーラム解放のトラ」の支配下に置かれた時期もあり、民族浄化により多くの人がここから移住もしくは追放されてしまいました。

こうして人口は減り、かつてのように貿易や商業の栄えた街ではなくなってしまいましたが、内戦終了から数年。
僕が歩いて写した笑顔の人たち。

ボーイスカウトなのかなあ。。。?
ユニフォームを着た男の子4人組が、ハローって声をかけてきました。

カメラを向けるとそれまでは笑顔だった子も、まっすぐ起立!みたいに。。。(笑)
なので、スマイルスマイル!と笑いながら言うと分かったようで、お互い顔を見合わせて笑っていました。

屋台の若者。
ヒンドゥー寺院の参道を歩いていると、彼を撮ってよ!って声がかかります。
見るとお菓子の屋台から、陽気な男がもう1人を指差して笑っています。

指をさされた彼は、おい止めろよ!って感じで笑いながら屋台に隠れました。
僕がカメラを向け、恥ずかしがらないで、と言うと照れくさそうに顔を見せてくれました。

話を聞くと彼らは兄弟で、自分の兄がハンサムだから撮ってと言うことでした。
横にある野菜売りの出店には、お母さんと妹も。
こちらにもカメラを向けましたが、0.3秒くらいの速さで(笑)顔を隠してしまいました。

ホテルへの帰り道を歩いていたら、トゥクトゥクの影から女の子が手を振ります。
けれど僕がカメラを向けたら、やはり隠れてしまいました。

トゥクトゥク越しには顔が見えたので、見てみると庭にいた赤ちゃんを連れたお母さんがそばに寄ってきました。
写真撮らせてというと、笑顔で頷いてくれました。

後で写真を確認すると、トゥクトゥクの中に赤ちゃんのポスターが貼ってあります。
きっとお父さんはトゥクトゥクドライバーで、昼ごはんに帰ってきたんじゃないかな。

内戦時に破壊された建物もあり、まだ生々しさが残るところもあるけれど、人は素朴で優しく、そしてその顔には前向きな力を感じます。

観光名所が多くあるわけでもないので、僕のような外国人はあまり見かけなかったけれど、それでも見かければ視線や笑顔を送り、ハローって声をかける人たち。

戦争には、戦争に至る理由があるので、ひとえに反政府軍のみが悪いとは言えないけれど、どんな状況でも戦争を選択すること自体が、最大の悪だと僕は思っている。

国民を使い、その命を使い、国を守るという大義名分のもとで行われる殺人と破壊。

僕たち日本人にとって、8月は特別な月。
戦争の悲惨さ、戦い傷ついた人々が誓った、不戦の誓い。
一年に一度でも構わないので、そうした時代を見て読んで想像してみよう。

ここスリランカは、西欧諸国による占領時代が長くつづいた。
そしてその後にはこうした内戦もあった。

しかし今。
カメラを持ち歩けば、人々の笑顔には輝きがあった。

50日間のスリランカ、モルディブの旅を終えて、今朝帰国しました。旅の間はずっとサンダルか裸足で過ごしていたので、空港へ向かう為に靴へ履き替えたとき、「ああ、旅が終わるんだな」って実感しました。今回の旅は、7年半ぶりの夫婦二人での長期の旅となり、一...