ソニーαアカデミー「ポートレート講座」5回目最終回

写真には、被写体が写っているようで
本当にはシャッターを押すその人が、写っているんですよね。

被写体を、どう捉えているのか
被写体と、どうコミュニケーションをとっているのか
自分自身を、どれだけ開示しているのか
自分自身を、どれだけ信頼しているのか

それらが、ぜーんぶ、写り込んでいる。

デジタルカメラの時代になって
カメラもレンズも高性能になり
簡単に写真が撮れるようになった。

でも、残念ながら写真の「質」は
落ちているんじゃないかな。

魂がのっている写真
どうしても心を離れない写真
待って待って撮れた渾身の写真

そういうのが減って

ぱっと見、いい感じに見える写真
それなりに見えるけど
すぐに忘れてしまう写真が、増えた気がする。

でも、
どんなものもそうだけれど
それなりは、やっぱり、それなりでしかない。

70点の合格点を取ればいいやと思うものは
いつまでも100点は取れないし
唯一無二のオンリーワンにもたどり着けない。

講座を通じて、わたしたちも
改めてそんなことを考え続けた5回でした。

答えは、すぐには見つからないし
意識はできても、写真に落とし込むのには
時間がかかるだろうと思う。

「でも、だからこそ、面白いんですよね!」と
宏さんは明日も、
カメラを持って、人を撮る。

αアカデミーの中でも唯一の
5回連続講座、上級コースでしたが

級を超越した、
ひとりひとりの表現とトライアンドエラーが
たくさん感じられた素晴らしい時間でした。

「楽しかった、面白かった、勉強になった」と
みなさんから言ってもらえて
終了を迎えることができました。

ありがとうございました。

また8月以降の講座で、
お会いできるのを楽しみにしています!